京王線 仙川駅徒歩約3分
東京都調布市仙川町3-2-4 
ウィステリア仙川2F
tel.03-3300-0003

痔の治療について

当院では、痔(いぼ痔、切れ痔、あな痔)の日帰り手術を行っております。

痔とは

痔とは何かと言われれば、まさにそれは「おしり(肛門周囲)の病気」といえます。
以下に詳しくご説明致しますが、痔は大きく分けて

  • 痔核
  • 裂肛
  • 痔ろう

の3つに分けられます。

また痔の中でも最も罹患頻度が高いのは「痔核」です。
痔核は痔全体のおよそ半分を占めています。
また裂肛は便秘の関係などから比較的女性に多く、痔ろうは男性に多いというデータがあります。

痔の原因で後述しますが、痔は生活習慣病の一つと言えるほど、生活習慣によって発症頻度が異なります。

このページでは、痔の知識のほか、主な痔の治療法や当院の痔治療の特長を説明させていただきます。

ご不明点などはお気軽に当院までお問い合わせください。
仙川の森クリニック連絡先 03-3300-0003

たかが痔かも!? とは思わないでください。

日本人なら誰でも、ある程度の年齢になってくると、おしりのトラブルが気になるものです。

痔は痛んだり腫れたり出血したりといったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、痔のトラブルはこれだけではありません。

また、出血は痔だけの症状ではなく、直腸がんなどの命に関わる病気が隠れている可能性もあります。

おしりのトラブルが気になりましたら、早めに専門の医療機関を受診してください。

痔の種類

ここでは痔の種類について具体的に説明致します。 前述のように痔の種類には

  • 痔核
  • 裂肛
  • 痔ろう

の3つがあります。

痔核(じかく)

いわゆる「いぼ痔」と呼ばれるものです。 おしりの内側にできる「内痔核」と外側にできる「外痔核」とがあります。 いぼという名前で呼ばれますが、正体はおしりに豊富に分布している静脈が拡張したものです。 静脈の流れが滞って腫れあがるイメージです。 痛みについてですが、内痔核に関してはおしりの内側に痛みを感じる神経が存在しないことから痛みはなく、時折出血の原因になる程度のものであることがほとんどです。 しかし、外痔核は痛みの神経のある場所に出てくるので痛みが強くでる傾向にあります。

裂肛(れっこう)

いわゆる「きれ痔」と呼ばれるものです。 おしりの狭い部分(肛門管)の皮膚が切れた状態です。 便秘により硬いお通じが出るときなどに生じやすく、痛みを伴うことも少なくありません。女性に多い傾向があります。

痔ろう(じろう)

痔核と裂肛が一時的な症状に終わることが多いのに対して、痔ろうは進行してどんどん痛みが増してくるのが特徴です。

おしりの中から下痢などの際に細菌が入り込んで膿をためたトンネルを作ります。 膿はおしりの近くの皮膚の下に「膿のたまり:肛門周囲膿瘍」を作り、痛みと発熱など強い症状を起こします。

これらの症状は非常に激しいため、早めに肛門の専門医を受診することをお勧めします。

痔の原因

痔は生活習慣病で、その原因は様々です。 以下は痔の主な発症原因として考えられるものです。

  • 便秘がちで排便の際の強いいきみ
  • 長時間の座りっぱなし
  • ゴルフなどスポーツ時のいきみ
  • 刺激物やアルコールの過剰摂取などによる下痢
  • 冷え など

で肛門に負担がかかることで痔が発症します。

痔等の症状

肛門が出っ張ったり、膨らんだりしている

内痔核(脱肛)、肛門ポリープ、直腸脱などが考えられます。
あまり多くありませんが、直腸にできた大腸ポリープが脱肛することもあります。
大腸ポリープは肛門ポリープと異なり、大腸がんに進む可能性があるため、早めの切除が必要です。

肛門から出血する

よくみられる症状で痔核(イボ痔)、裂肛(切れ痔)などが考えられます。
しかし、大腸がんや悪性の大腸炎など重篤な病気である可能性もあるため、疑わしい場合には大腸内視鏡検査にてより詳しく診断する必要性があります。

肛門の痛み、痒み

裂肛(切れ痔)、血栓性外痔核、肛門周囲膿瘍などの他に脱肛も考えられます。
痒みの症状が顕著な場合は肛門部皮膚炎(湿疹)のほか、ウイルスや細菌の感染による肛門部白癬、肛門部カンジダ症の疑いもあります。

便を出しづらい

痔核や直腸脱、直腸瘤のほか、肛門狭窄でも起こります。
大腸に狭窄をきたす病変が無いかの確認も必要となります。
症状によっては詳しい検査が必要なため、その場合には大腸内視鏡検査をお勧め致します。

痔の治療法

痔の治療は、大きく分けて

  • 薬物療法
  • 手術療法
  • 注射療法

があります。

手術は確実な治療方法の一つといえますが、最近では注射療法等様々な治療方法があります。 ただし、他の病気と同様に痔も早く治療するほど、症状は軽く済みます。 つまり、他の病気と同じく痔も放っておいたり、我慢等をしないことが大切です。

以下に痔の種類ごとに主な治療法をご説明致します。

痔核の治療法

痔核の治療については、内痔核がおしりの外に出てくるかどうかなど、重症度と状況に応じて専門医が治療法を選択していきます。

内服や注入軟膏を用いる方法から手術までバリエーションが広くなっているので、どの治療法を選ぶかが重要になります。

手術は重度の内痔核について行われ、半身麻酔をかけて痔核の結紮切除を行うので効果は高いのですが、入院が数日単位で必要になってきます。
局所麻酔で硬化療法(ジオン注)を行う方法は日帰りでもできることでメリットがあります。

また、ゴム輪結紮術も日帰りで重症のものにも対応できる治療法です。
重症度に合わせてリスクとメリットを勘案して専門医とどの治療法がよいか選択します。

当院では、「日帰り手術」にて痔核(いぼ痔)の治療を行っております

裂肛の治療法

裂肛は内服薬や座薬・軟膏で治療します。
難治性で重症の場合は麻酔をかけて手術する場合もありますが、昨今では日帰り手術でも多くの裂肛が治療できています。

当院でも、「日帰り手術」にて裂肛(切れ痔)の治療を行っております

症状に合わせて、適切な施術を致します。

痔ろうの治療法

痔ろうは一旦発症してしまうと自然には治らないので、手術が必要になります。
切開排膿をすることに加えて、痔ろうを繰り抜く手術が行われます。

重症の場合には、入院する必要などもございますが、昨今では日帰り手術でも多くの痔ろうが治療できるため、当院では早めの治療をおすすめしています。
最近ではシートンドレナージという方法もしばしば行われます。
痔ろうの中に医療用の細いゴムチューブを通す治療ですが、入院期間がやや短くなることなどのメリットがあります。

当院では、「日帰り手術」にて痔ろう(あな痔)の治療を行っております

当院の痔治療の特長

当院では、薬物療法や日帰り手術療法、注射療法よる痔の治療を行っております。
以下では特に当院で行なっている痔核に対するジオン注(ALTA療法)について説明します。

ジオン注(ALTA療法)について

痔核の治療では内服薬や坐剤を用いた治療の他にも、いぼ痔(内痔核)の状態にもよりますが、なるべく患者さんの身体的負担に配慮し、お薬を内痔核に注射して行うジオン注(ALTA療法)やゴム輪結紮療法などの保存的治療を中心として治療を行っております。

これらの治療は通常の手術とは異なり、入院の必要がありませんので日帰りで受診できます。
内痔核硬化療法、ジオン注(ALTA療法)とは、脱出を伴う内痔核(排便時に出てくる、または普段から出たままの状態のいぼ痔)に対して、図のように一つの内痔核に4か所順番に注射を行います。

この注射液に含まれるアルミニウムカリウムタンニン酸液(ALTA)の効果によって、炎症が生じそれが治まる際に線維化が生じます。

その際、周囲の筋組織を巻き込みながら固定された内痔核が下に沈み込んで括約筋にしっかりと固定され脱出しなくなります。その後、痔核部分は硬化しながら徐々に縮小し、個人差にもよりますが約1週間から1ヶ月くらいで根治していきます。

内痔核硬化療法(ALTA療法)

ジオン注(ALTA療法)のメリットとデメリット

メリット

治療後の痛みや出血が少ない。 治療後の数日で痔核が縮小し脱肛しなくなること、出血しなくなるなど即効性が期待できる。

デメリット

大きな内痔核の場合は再発することもある。

痔核結紮切除術とジオン注(ALTA療法)の併用療法について

ジオン注(ALTA療法)では脱出した内痔核の部分(外痔核)への注射は効果がないので、当院ではこの脱出した部分のみ切除し、内痔核部分にはALTA液を注入して、硬化を促す痔核結紮切除術とALTA療法の併用治療も行っております。

一般的に痔核結紮切除術で内痔核の手術を行った場合には術後の入院が必要となりますが、併用療法では脱出部のみを切除するので傷も小さく、痛みも僅かで済みます。

当然、入院の必要はなくその日のうちにお帰り頂けます。
また、ジオン注(ALTA療法)単独の治療に比べ、注射液の使用量が少ないので炎症による他の合併症を防ぐ効果もあります。

痔治療の術後の注意点

午前中に手術をすれば昼には帰宅できます。
手術翌日からシャワーは大丈夫です。なお、術後2日経過したら入浴も可能です。
なお、日帰り手術とはいえ、手術後2~3日は安静が必要です。

痔の再発防止策

痔は日々の生活が乱れていると再発することがあります。 日常生活では次の点に注意しながら、再発を防ぎます。

①排便のリズム

毎日、同じ時間に排便できることが大切です。 そのためにも朝食を抜かないようにすることが大切です。

②食生活

普段から食物繊維の食材を摂るようし、アルコールをできる限り控えることなども大切です。

③排便時

排便時にお腹に力が入るのは仕方ありませんが、肛門に力を集中させるのは負担がかかり痔の発症の原因になります。

④姿勢の適度な変更

立ちっぱなしなどの同じ姿勢を維持することは、肛門のうっ血につながります。 できれば軽い体操や姿勢を変えることをお勧め致します。

⑥適度な運動

日頃の運動は、全身の血行を良くし、腸の蠕動運動にも有効です。 肛門に負担がかからない適度な運動を続けることが大切です。

まとめ

症状が続くとき、気になるときは早めに肛門の専門医に受診を!

肛門周囲の病気として痔をとらえた場合だけでも上述のように多様な原因と治療法があります。 これらをみわけるのは専門医の診察抜きでは難しいのが現状です。
また、「痔からの出血だと思っていたら直腸がんだった」などということもしばしばみられる事態ですので、おしりの病気だから、痔だからといって軽く考えたり、恥ずかしがってクリニックを受診しないというのは危険なことでもあります。

出血などの症状が続くとき、また痛みが気になるようなときには早めに専門医を受診することをお勧めします。

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診療科目
胃腸内科 内視鏡内科 肛門外科 一般外科
住所
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